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読者コーナー・バックナンバー
     


読者の作品から辻悦子さん(市岡元町3)の絵手紙


雑感(池島1・勝部泰臣78歳)
  やはり気になる。新聞の片隅に出たアメリカ人の他国への関心度。中国、韓国より日本は下。「異星人」 の方が上という。戦後復興のあまりの速さに世界各国が瞠目したのが今となっては嘘のよう。歴史家や社会学者は今の日本をローマ帝国の滅亡時に譬える。繁栄を謳歌したツケであると。一般人にはあまり認識がないが、戦後民主主義とやらの自由、平等、そして豊かさの限りない追求などなど、今一度、政治家、財界人は真っ向から検証してもらいたい。世界不況とか関係なく、一人一人の精神の問題として―。

さよなら市岡商業! 涙溢れた最後の言葉(弁天・40代女性)
  「さよなら市岡商業!」(前号1面)を読んで。卒業生の私にとって母校の閉校は自分の過去の一部が失われるようで、言いようのない寂しさを感じていましたが、この記事で救われた気持ちになりました。最後の教師・生徒さんらへの丁寧な聞き取りと合わせて、結びの言葉が温かく、思わず涙が溢れました。そこにあったように、市商≠フ93年の足跡が港区民の心に生き続けてほしいと願っています。OB・OGの一人として、温かな記事に感謝申し上げます。

夢あり社会貢献あり 頼もしい港の新成人(市岡元町・60代男性)
  「若い力を世のために!」(前号4面)を読んで。港区の新成人が千人もいないという報道には、私たちの頃と比べて寂しい気がしましたが、「ひとくちインタビュー」 には若い人たちの純粋さとエネルギーが感じられ、とても頼もしく思いました。感心したのは、美容師、デザインといった自分の夢を語りながら、同時に社会貢献を口にしていることです。「自分のため」 こそ価値があるかのような風潮の中で、本当に素晴らしいことです。願わくは、彼らがこの真っ直ぐな気持ちで生き続けられんことを

橋下氏と維新の会の正体は財界代理人=i住之江区・高杉晋作)
  橋下徹氏と彼が率いる大阪維新の会が既成政党への不満の捌け口となり、「民意」 を盾にした 「独裁」 を掲げて一種のフィーバー≠起こしていますが、その正体は何なのでしょう。@「チーム橋下」 なるブレーンは全て親米派の市場原理主義者(上山信一・堺屋太一・大前研一ら)で固められていること A「都構想」 とは広域自治体の財源を一手に握って財界の求める大規模開発や金融活動の活発化に集中投資するための効率化≠こそ目的としたものであること B「教育基本条例」 とは教育への市場原理・競争原理の一層の持ち込みと反抗的教職員の排除をこそ目的としたものであること C「職員基本条例」 とは公共業務の民営化(財界への叩き売り)とそのための公務員の盲従化・大量首切りをこそ目的としたものであること D「維新八策」 とは日米同盟重視・TPP推進・消費増税などアメリカや財界が喜ぶ施策とその実現のための改革=i参院廃止や首相公選)をセットにしたものであること―などをみれば、彼らが日米財界の代理人≠セということは火を見るより明らかです。「維新の会」 などと名乗っていますが、目新しい内容や庶民のプラスになる方策は何もなく、全てこれまでに中曽根氏や小泉氏らの歴代政権がアメリカの求めに応じて推し進めたグローバル化や新自由主義政策の焼き直しであり、その徹底です。日本を一層アメリカの植民地状態へ導くという意味では 「黒船の会」 あるいは 「井伊直弼の会」、はたまた 「新撰組」 とでも名乗ってもらった方が適切かもしれません。それはともかく、私たち市民も市職員もメディアも、そろそろこのような似非(えせ)改革グループの売国的・亡国的な意図に気付き、派手なパフォーマンスに振り回されることなく、力を合わせて追及と反撃の行動を起こす時ではないでしょうか。

 
 
 
 
 
 
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