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 戦争体験
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読者コーナー・バックナンバー
     


読者の作品から辻悦子さん(市岡元町3)の絵手紙


         

             やさしさ・無関心
                  (池島1・勝部泰臣78歳)
 不快だ。腹が立つ。頭に血が上る。先の京都亀岡の暴走事故。夜いつまでも帰宅せぬ子を親は見放していたのか(まともな親なら度重なれば叱りつけてるよ)。近所の人は無免許で乗り回すのを無関心、知らぬ存ぜぬだったんだろうか(昔のように井戸端会議でもあれば、とっくに誰かが咎めていたろうに)。軽薄なコピーライターの、やれ地球にやさしいだの、お肌にやさしいだの、虫酸が走るような甘言。人にまで及んだのか。何が「やさしさ」だ。怒りを忘れ、叱ることもせず、表向きだけの「いい子」を作り過ぎていないか。豊かさのぬるま湯に浸って、人の命の大切さ、尊さを私達は忘れてはいないか。
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    学校選択制は何のため ぜひ区民あげて論議を
                   (波除・60代女性)
  「学校教育フォーラム」で白熱の議論が交わされたことを貴紙の紙面(前号4面)で知りました。私自身は子育てを終えて十数年たちますが、子どもは地域の繋がりの中でこそ逞しく、また思いやり深く育つものであり、地域と子どもは決して切り離してはならないと思っています。ですから、選択の「自由」とか「権利」の名で、「サッカーが強い」とか「有名高への進学が多い」とかの基準で学校が選ばれ、そういう面での競争が煽られがちな「選択制」には絶対反対です。とはいえ色んな考え方があり、そのためにこそフォーラムも開かれたのですから、この機会にぜひ港新聞でも大きく取り上げ、できれば区民挙げての論議を呼びかけてほしいと思っています。
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     新原さんの戦争体験で 女性の苦労も分かった
                   (港晴・40代女性)
 戦争のことを知らない私が子供に戦争のことを教えるためにも、「戦争体験」欄(8面)は毎号欠かさず読んでいますが、新原フヂ子さんの体験談(前号まで)からは、女性も男性に劣らず大変な苦労をされたことが分かりました。徴用≠ナ男に混じって飛行場建設に携わられたこと、近隣に男の働き手がいないため牛使い≠ニいう男でも大変な仕事を覚えられたこと―等々。そして、今の日本の平和はこうした方たちのお陰であるのだと改めて感じると共に、こうした面からも、高齢者を大切にしなければならないことを子供たちに伝えていかなければならないと思いました。語り部探しは大変だと思いますが、これからも、親子で勉強になる「戦争体験」欄はぜひ続けて下さい。
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        地図に残る仕事 タイル技術を後世に
                  (磯路・60代男性)
 「港の若者たち・タイル張り職人」(前号1面)を読んで。「タイル張り」という地味な職種、その中で頑張っている濱田朋大さんにスポットを当て、その苦労や喜びを聞き出した記事に深く読み入りました。その技術が活かされる分野は、建築方法の簡便化などから段々狭くなってきているのが流れのようですが、これは建物がチャチになっていることにも通じ、残念に思っています。そんな中で、本当に値打ちのある建築物を支え、地図に残る仕事≠ニしてのタイル張りの技術はぜひ後世に伝え残してほしいと思います。3代目ということですが、ぜひ4代目、5代目へと継承されることを願っています。
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       嬉しい紙面カラー化 無理せず発行続けて
                   (三先・50代女性)
  写真などがカラーになり、紙面がとても華やかになってびっくりしました。港新聞ファンとしてとても嬉しく思っています。でも経費増などから色々な葛藤があったことを「あさやけ」(1面)で知り、複雑な思いも…。確かに大変でしょうが、読者としてはぜひ続けてほしいと思っています。でも無理しないで下さいね。何といっても発行を続けることが一番大切ですから―。

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