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 戦争体験
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読者コーナー・バックナンバー
     


読者の作品から辻悦子さん(市岡元町3)の絵手紙


         

     自転車に乗るときは 心にゆとりをもって
                  (田中・65歳男性S・M)
 自転車事故が多い、と聞く。実は私もヒヤッとしたり、ぶつかりそうになったりしたこと数知れず、ついに転倒して骨折、入院したことがある。それ以後、自転車に乗るときは「心にゆとりをもって」を心がけている。急に止まらない、急に曲がらない、狭い道は向こうから来た人や自転車が通りすぎるのを待つ。ゆずる―ということが自然にできるようになった。最近は、通りすぎていく人の中に、頭を下げていく人が多くなってきた、と思い、こちらもうれしくなってくる。先日、仕事に向かっている途上、いつものように道をゆずっていると、通りすぎたあと、わざわざ戻ってきて、「いつもありがとうございます。マナーのよいのに、いつも感謝しています」といわれて、恐縮してしまった。「さわやかで事故のない港区に」と改めて思ったことである。
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             市バスに乗って
                   (市岡元町・56歳男性)
 昨年秋から職場が変わり、市バス通勤となりました。そしてこの4月、バスが全て低床型に変わったことで新しい発見をしました。
 まず、車椅子の人がバスを選ばずに乗れるようになったこと。次に、低床型といっても低い所の座席が少なくなってしまったこと。実はこれは悪いことではなく、みんな何となく、お年寄りや困っている人に席を譲るようになりました。何か大阪人の良い所を垣間見ることができたように思います。
 次に、車椅子の人が乗っていた時のことです。その人が降りるバス停に近づくと、営業車がドーンと停まっていて、車椅子の人が降りられる所までバスが近づけません。運転手がクラクションを鳴らすも反応なし。結局ギリギリの幅寄せでバスを近づけ、何とかセーフ。その間も乗客は、営業車に怒り、また、バスがうまく行けるか固唾を呑んで見守り、行けたらみんなでホッとしました。
 何だろうか、この一体感。忘れていたものが一気に溢れ出てきたような、ほっこりした時間をもらったように思います。その後、営業車を動かしに戻ったサラリーマンに、おばさんたちの罵声が飛び交ったことを付け加えておきます。
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    問題解決へ前向きな ねこサポ活動に希望
                    (波除4・女性)
 「公園ねこサポーター」(前号1面)に興味を持ちました。ともすれば、動物が好きな人とそうでない人との間で問題が起きそうな猫への餌やりに対して、行政の力を借りて前向きに取り組み、解決の道を探ろうとされているサポーターの方々の姿に、希望を感じました。これからもがんばってほしいです。
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     マンション住民らの ゴミ出し協力に感動
                   (市岡・60代男性)
 私自身マンション住民として感動したのが、「地域も心も美しく」というタイトルの記事(前号3面)でした。うちのマンションも特に協力がないという訳ではありませんが、やはりゴミ出しでは管理人さんが苦労されているようです。忙しい現代人の生活の中で無理もないとは思うのですが、ちょっとの話し合いや協力や工夫で、この記事のような素晴らしい結果になるというのは、本当に勉強になりました。
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